シャトー・ボールガール・ミルーズ カンパーナ ルージュ2021 Château Beauregard Mirouze Campana Rouge2021
¥2,660
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原産国/地方:フランス/ラングドック
タイプ:スティル赤ワイン
品種:シラー50%、グルナッシュ50%
土壌:砂岩質土壌
シャトー・ボールガール・ミルーズ
生物多様性が育む、ラングドックの美しいナチュール
フランス・ラングドック地方、ナルボンヌの西に位置する地中海沿岸の美しい村「ビザネ」。
この地で1881年から続く農家の家系を受け継ぎ、7代目となるニコラ・ミルーズが2000年に設立したのがシャトー・ボールガール・ミルーズです。
ビザネは地中海性気候の温暖さと、内陸から吹き抜ける涼しい風に恵まれた土地です。
石灰岩や粘土石灰質を主体とした多様な土壌、昼夜の寒暖差が、果実味だけでなく美しい酸と繊細さを備えたブドウを育みます。
ラングドックというと力強いワインをイメージされる方も多いですが、ボールガール・ミルーズのワインは驚くほどみずみずしく、エレガントな表情を見せてくれます。
ニコラ・ミルーズは
「偉大なワインは健康な土壌からしか生まれない」
という信念を掲げ、2007年にビオロジック栽培へ転換しました。
さらに2016年からはビオディナミ農法を全面的に導入し、世界的な認証団体であるDemeterとBiodyvinの認証も取得しています。
彼らが何よりも大切にしているのはビオ・ディヴェルシテと言う生物多様性です。
畑では化学肥料や農薬だけでなく、銅剤の使用も極力控え、人力による耕作で土壌の微生物を守ります。
50頭ほどの羊やロバが畑の草を食み、鳥やコウモリが害虫を捕食することで、自然そのものが畑の生態系を支えています。
人が自然を管理するのではなく、自然の循環の中でブドウを育てる――そんな考え方が、彼らのワイン造りの根幹にあります。
また2020年には、フランス農務省とINAO(フランス国立原産地名称研究所)が公式に認めたナチュラルワインの認証制度「Vin Méthode Nature(ヴァン・メトード・ナチュール)」にもいち早く加盟しました。
ニコラ・ミルーズは
「SO₂を減らすこと自体が目的ではない。
自然なワインを目指すからこそ、果実の健全性や衛生管理を徹底し、美味しさを損なわないことが最も重要だ」と語ります。
その考え方は、この認証が掲げる理念と完全に一致していました。
自然な造りでありながらどのワインにも共通するのは、果実の純粋さと高い完成度です。
ナチュラルワインにありがちな不安定さを感じさせることなく、テロワールとブドウ本来の魅力をストレートに表現しています。
彼らを代表するキュヴェ「カンパーナ(Campana)」は、シャトーにある鐘にちなんで名付けられた象徴的な一本です。
山間部の冷涼な畑から生まれるこのワインは、凝縮感を追い求めるのではなく、まるでブドウをそのまま頬張ったかのようなみずみずしい果実味と、クリーミーで滑らかな口当たりが魅力です。
繊細な酸とミネラルが美しく調和し、その余韻は鐘の音が静かに響き続けるように、長く優雅に続いていきます。
豊かな自然への敬意と、生態系を守るための真摯な取り組み。
そのすべてが一本のワインに映し出された、現代ラングドックを代表するナチュラルワイン生産者です。
グラスに注ぐと澄んだ美しいルビー色。
香りはブラックチェリーやカシス、ラズベリーといった果実に、
スミレの花や胡椒、南仏特有の野生ハーブのニュアンス(ガリーグ)が重なり、
とても複雑さを感じる事ができます。
口に含むと、完熟した果実の凝縮感がありながらも重すぎず、
酸とタンニンのバランスが取れたなめらかな口当たり。
余韻には、ハーブや下草を思わせる奥行きのある風味がすっと続きます。
お肉料理はもちろん、スパイスの効いた煮込み料理などとも相性がよろしいかと思います。
ピレネー山脈麓の標高120メートルの山間畑より。平均樹齢30年。
ステンレスタンクで発酵&5ヶ月間熟成。ビン詰め時にのみ極少量のSO2を使用。



